38歳で「結婚したい!」と思い立ち、結婚相談所で婚活、一年後には入籍した倖田やちよです。
さらっと書いていますが、結婚相談所への入会はやはり勇気がいりました。
高い買い物ですし、周りで結婚相談所を利用したという話もきかないし(誰も公にはしない)、よくわからなくて不安でした。
そんな不安な気持ちを抱えている時は、誰かにそっと背中を押して欲しいものですよね。
でも私は逆に、親に結婚相談所への入会を反対されてしまいました!
絶対の味方であって欲しい家族に反対されてしまうと、やる気も萎えてしまいますよね(涙)
でも、結婚したいなら、結婚相談所はやはり最短の近道なんです。
この記事では親に反対されて、結婚相談所への入会をどうしようか迷っている人の、背中をそっと押させていただく内容になっています。
どうぞ最後までお付き合いください。
きっかけは相性診断
私が結婚相談所への入会を考えはじめたのは、サンマリエの「無料 恋愛・婚活診断テスト」を受けたことがきっかけでした。
見たことありませんか?
当時、彼氏いない歴も8年目に突入し、自分に合った人はどんな人なのかすっかりわからなくなっていた私は、興味本位でこのテストを受けました。
最後に、結果を郵送するための住所などの情報入力画面になって、ここで初めて”ハッ”と気づいたんです。
あ、これって結婚相談所の広告だったんだ、と(笑)
テスト結果を郵送してもらうための個人情報を入力したら、勧誘の連絡がきちゃうかな、と不安に感じました。
結婚相談所のことを知らないから、わからないから不安なんですよね(汗)
でも、このまま同じ生活をしていても、おそらく出会いはないでしょう。
30歳で元彼にリリースされて以来、合コン、紹介、様々な出会いの場を踏んできましたが、8年間彼氏はできませんでしたから。
ただモテなかっただけでしょうけどね(汗)
まさかの親の反対
テストを受けて数日後、テスト結果と共に、男性プロフィールのサンプルが届きました。
こんな風に男性を紹介してもらえるんだと、ドキドキした記憶があります。
でも、それをもって親に「結婚相談所に入会しようかと思っているのだけど」と相談したところ、反対されてしまいました。
反対されてこちらも驚きましたが、今思えば、親も驚いたんでしょうね。
「ここまでしなくても」
「まだ自然な出会いがあるんじゃない?」
こんなことを言われましたが、8年間、出会いがなかった38歳の娘にかける言葉じゃないと、今でも思います(涙)
結婚相談所を親が反対する理由
私の親世代は恋愛結婚が主流でした。
私の親も、職場恋愛結婚です。(イイデスネェ:棒読み)
なので、毎日働きに出ている私に、出会いが無いなんてウソだ、くらい思ってたかもしれません。
(可愛い娘の)私が本気を出せば、すぐ見つかる、くらい思っていたのかもしれません。
とんだ親の欲目です(涙)
つまり、親にとって結婚は、恋愛した相手とするのが「普通」のことなんですね。
また、古くからある知人からの「お見合い」ならまだしも、まったくの他人である結婚相談所で相手を「斡旋」してもらうことに、マイナスイメージを持っていたのだと思います。
時代は変わったの!結婚もマッチングの時代よ!
恋愛至上主義にとって結婚相談所は「負け犬」
民主主義においては、常にマイノリティに対して排他的です。
マジョリティである恋愛結婚をした人からしてみると、お金を払って結婚相談所で相手を斡旋してもらうことは、恋愛結婚ができない敗者のやることと見えるのでしょう。
親は結婚した今でも、私と夫が結婚相談所で出会ったことを、人には言わないようにと言ってきます。
結婚相談所のことを「恥」「人生の汚点」とでも思ってるんでしょうね・・・。
まぁ、夫との出会いのきっかけなんて、今、幸せな結婚生活を送れているならどうでもいいことです。
わざわざ言う必要もないので、結果的に誰にも言っていませんし、言うとしても「紹介してもらったの」の一言でおしまいです。
お金を出すのは自分、この人生は自分のもの
親に反対されたからといって、結婚を諦められるわけがありません。
親の見栄や、現代にそぐわない古い価値観で、自分の人生諦められるわけがありません。
- もう38歳である
- 周りに相手となる男性はいない
- 新しい出会いもない
- 新しく恋愛する元気も時間もない
私のおかれている状況を説明し、さらに「タバコは嫌」「できれば千葉県民」「年収600万円」といった細かな条件つきで「結婚する気のある男性」を探せるのは結婚相談所なんだ!と熱く説得しました。
また、片道2時間近い通勤と、毎日残業でヘロヘロになっている私を見ていた親も、「結婚して仕事やめて幸せになりたい!」という私の願いをむげにはできなかったことでしょう。
「入会してくる!」と決意した娘を、黙って送りだしてくれたのでした。
自分で稼いだお金をどう使おうと、私の幸せのためなのだから文句は言わせないー!
親に内緒で結婚相談所へ入会も可能
私は、いつか親に紹介するであろう相手について「どこで知り合ったの?」という質問は避けて通れないと思っていましたので、最初から結婚相談所のことは親に話していました。
でも「親や兄弟に知られたくない」という人もいますよね。
結婚相談所は誰にも知られないように活動できるように、郵送物に会社名を記載しないといった工夫がされています。
事前に結婚相談所に「家族に内緒で活動したい」ということを伝えておくと安心ですね。
また、現在はオンラインでの活動ができるので、画面さえ見られなければ、内緒で婚活ができます。
電話は誰でも取れる固定電話は避けて、携帯電話でのみ登録するようにしましょう。
子の幸せは親の幸せ
私は結婚相談所で計4回お見合いをし、その都度親に報告していました。
「良さそうな人がいるんだけど、こんな仕事で~」と相談すると「シフト勤務の人は(私が)体を壊すぞ」なんていうアドバイスをもらったりもしました。
親も安心だったと思います。
実際に「この人と結婚します!」と突然連れてこられるより、交際する前にどんな人か、どんな仕事をしてる人なのかがわかるのですから。
今の夫と出会った時も、彼のプロフィールをみて「いいんじゃないか」と言ってくれて、私も安心してお付き合いすることができました。
親とべったりで気持ち悪いですか?
でも、結婚って、自分と相手だけの問題じゃないですから。
余計なトラブルは事前に避けて当然です。
私は婚活する上で「周りの人みんなが幸せになれる結婚をしたい」と願掛けしていました。
バリバリ神頼みしてましたよ~!
結果としては夫と結婚して、実家の近く(電車で30分)に住むことができて、優しい舅・姑にも可愛がってもらえて、親に可愛い孫を抱っこしてもらうこともできました。
私の父は、舅・姑、夫の妹家族を家に招くという念願を叶えて亡くなりました。
父を亡くした母を支えてくれたのは夫です。
今も、母が不慣れな事務処理は夫が手伝ってくれます。
私は幸せです。
そしてきっと、私の親も幸せと思ってくれていることでしょう。
どんな婚活方法であれ、あなたが幸せな結婚生活を送ることが一番大切なことです。
もし、親に結婚相談所への入会を反対されたとしても、結婚相談所があなたにとって必要と思うなら、どうぞ行動に移してください。
人生、幸せになった者勝ちですよ!